物流ソリューション
省人化、生産性向上、コスト削減
物流の未来をつくる
概要
AGVとは
AGVとは、Automatic Guided Vehicleの略称で、無人搬送車のことを指します。
AGVは製品を搬送する車両ロボットで、構内搬送における作業者の負担を軽減します。
フォークリフトや牽引車の運転作業員に代わり、AGVは24時間安定稼働で搬送業務が行えるため、
仕掛品や在庫部品をJIT(Just In Time)で各工程に配給し、大幅なコストダウン、合理化が可能です。
AGVの特徴
- 2Dコード式のAGVを用いた運用により在庫情報をロケーション情報に紐づけてリアルタイムに可視化でき、かんばんなどの取り外しも不要になるため人為的なミスを削減できます。
- 柔軟なレイアウト設計が可能で、常に最適ルートを考え搬送動作を行うため、従来作業者が考えていた「動線を最小化する」動きをAIアルゴリズムによりAGVが自身で行います。
- 万が一運用中の1台のAGVが破損しても、全体効率を考えて他のAGVへ自動的にタスクを振り替え搬送作業を続けるため、庫内作業を止めることがありません。


YUTAKAの強み
ロボットSIerとして40年以上の経験と20000システム以上の実績の強み
- パレタイズ・デパレタイズ・工程間搬送といった物流に関わる一連の工程において、ロボットとAGVを組み合わせた最新の物流自動化ソリューションをご提供します。
- AGV・ロボット・PLCの制御を自社で全て行い、一環した物流自動化システムの構築を実現します。
- 自社の技術者でWCSの設計まで行い、お客様に寄り添った使いやすいシステムをご提案します。
- 愛知県刈谷市の弊社工場内にAGVトライエリアを持ち、実機を見学することや搬送トライを行うことも可能です。
- 用途に合わせた機械装置の開発設計を行い、お客様に最適なAGVトータルサービスを提供します。
- ロボットメンテナンスで培った様々な経験を活かし、AGVの点検整備や故障修理対応のアフターサービスも万全です。
仕様
AGV

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全般 | 型式 | MR-Q3-600CE-C(HI) | MR-Q7-1000CE-D(HI) |
---|---|---|---|
寸法(mm) | 940×650×253 | 1180×860×260 | |
回転直径(mm) | 996 | 1265 | |
リフティングモーター | 電動 | 電動 | |
重量(kg) | 135 | 225 | |
定格荷重(kg) | 600 | 1000 | |
ナビゲーション | 2Dコード | 2Dコード | |
安全保護 | レーザー障害物回避 | あり | あり |
バンパースイッチ | 前面/後面 | 前面/後面 | |
異常停止ボタン | 前面/後面 | 前面/後面 | |
モーション性能 | 定格速度(mm/s) | 2000 | 1800 |
角度精度(°) | ±1 | ±1 | |
位置決め精度(mm) | ±10 | ±10 | |
バッテリー性能 | 稼働時間(時間) | 8 | 8 |
充電時間(時間) | 1.5以下(フル充放電後) | 2以下(フル充放電後) |
CTU


型式 | MR-F0-50SC | MR-F0-50DC | MR-F0-50HD | MR-Q7-50DCH(D) | MR-F0-50DCH(T) | MR-F0-50DCH(A) | F0-50DCW |
---|---|---|---|---|---|---|---|
寸法L×W×H(mm) | 956×680×2000 | 1730×850×2600 | 1730×950×4565 | 1730×950×4565 | 1730×950×(2950-4888) | 1730×950×4565 | 2015×1120×4740 |
重量(バッテリー含み)(kg) | 430 | 620 | 730 | 750 | 850 | 737 | 780 |
定格荷重<(kg)/th> | 50 | 250 | 250 | 250 | 250 | 250 | 250 |
昇降機構最大荷重(kg) | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 |
アクセス高度(mm) | 350-1450 | 270-2065 | 270-4000(6000mmまで カスタマイズ可能) |
270-4000 | 270-4525 | 295-4000(6000mmまで カスタマイズ可能) |
270-417 |
伸縮型ドアフレーム | ― | 〇 | 〇 | 〇 | ● | 〇 | 〇 |
ダブルディープ | 〇 | ― | 〇 | ● | 〇 | ― | ― |
豊電子工業は、HIKROBOT製AGVの日本代理店(株)Phoxterの販売パートナーとして活動しています。 |
適用先
- 倉庫内物流・・・・運搬部分にAGVやCTUを活用することで、作業者の負担を減らし効率的な作業が可能になります。
- ピッキングエリア・GTP(Goods To Person)と呼ばれる棚搬送AGVを使うことで、ピッキング商品を乗せた棚を作業者のいる仕分けエリアまでAGVが運搬することで、作業者の負担を軽減します。
- プールエリア・・・出荷前の保管エリアとして効率的な在庫管理と出荷作業が可能になります。
- 工程間搬送・・・・各工程とAGVをシステム連携させて搬送することで、完全な無人化が可能になります。

ソリューション紹介
2022国際ロボット展に出展しました
多関節ロボットとAGVによる物流現場向け自動化ソリューションです。
デパレロボット・パレタイズロボットとAGVの受渡しを自動化する事により、今までフォークリフト等で行っていた工程間の搬送をスムーズに行うことができます。
協働ロボットを使うと、人とロボットが共存して作業することも可能になります。
GTP-Goods To Person-
棚搬送AGVを使うことで、ピッキングする商品を載せた棚を作業者の仕分けエリアまでAGVが運搬し、作業者の負担軽減になります。