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トヨタ技術開発賞、2度目の受賞

受賞歴
18.02.23

トヨタ自動車株式会社より「技術開発賞」を共同受賞

 中部電力株式会社(所在地:名古屋市、代表取締役社長:勝野 哲、以下「中部電力」)と株式会社豊電子工業 (所在地:刈谷市、代表取締役社長:盛田 高史、以下「豊電子工業」)は、2018年2月23日に開催された「トヨタグローバル仕入れ先総会」において、トヨタ自動車株式会社(所在地:豊田市、代表取締役社長:豊田 章男、以下「トヨタ」)より、「技術開発賞」を共同で受賞しました。

 「技術開発賞は、最新技術によりトヨタの商品力向上に大きな成果をあげた仕入れ先に贈られるものです。

 このたびの受賞は、中部電力と豊電子工業が共同開発し、トヨタへ納入した「熱可塑性CFRP急速加熱機」を用い、過熱水蒸気および電気ヒータを組み合わせたハイブリッド熱源により加熱を行うことで、従来と比較して、エネルギー使用量を約80%削減、加熱時間を約70%短縮するなど、生産性を大幅に向上させた取り組みが高く評価されたものと考えております。

 

「技術開発賞」の受賞概要について

゜テーマ

「熱可塑性CFRPの急速加熱装置の開発」

゜概要

2017年3月、トヨタ元町工場のCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics:炭素繊維強化樹脂)加熱工程において、従来の赤外線ヒータによる雰囲気加熱方式を更新し、過熱水蒸気を用いた流体制御加熱方式の「熱可塑性CFRP急速加熱機」(以下「同装置」)を導入

同装置は、中部電力と豊電子工業が2015年10月19日に共同開発した「超高速昇温コンパクト炉」をベースに、トヨタと共同で改良を行ったもので、従来の雰囲気加熱方式と比べてエネルギー消費量を約80%削減、加熱時間を約70%短縮するなど、省エネルギーおよび生産性の大幅な向上を実現 

 

【熱可塑性CFRP急速加熱機のイメージ】
 
 
 
・導入効果(従来比)
エネルギー使用量 ▲約80%
加熱時間 ▲約70%
CO2排出量 ▲約70%
設置スペース ▲約40%
 
 
 
受賞式の様子
 
 
グローバル仕入先総会表彰式の模様
 
 
 
 
トヨタ自動車豊田章男社長と
握手を交わす盛田社長
 
 

 

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